社会福祉法人ひだまり会 かざぐるま保育園のブログ
title: 乳幼児の救命救急講習会
day: 2019-05-18
生後2ヶ月から6歳児までが生活する保育園。
大切な子どもたち一人ひとりの命を守るために学びたい事。
救急車を待つ間にも、私たちに出来る事は何か。
小さな体にどの程度の力で何をやるべきなのか。
実際にシュミレーション形式で動いてみましたが、なかなか声が出ず、体も動かないものですね。
定期的に訓練を繰り返し、いつ誰が目の当たりにしても速やかに対応できるように、役割分担だけに頼らず、誰もが何役もできるようになっておきたいものです。
(以下、参考までに掲載)
まずは、意識がない事を確認。
おでこに手を添えて、鼻や口から呼吸音がないか、胸が膨らんでいないかを見る。
肩や足の裏をたたきながら名前を呼びかけ、意識を確認する。
意識がない事を確認したら、心臓マッサージと人工呼吸を行う。
・乳幼児の場合、手の平の付け根ではなく、指二本で胸の厚みの3分の1の所まで深くしっかり10回×3回行う。
あごはあまり上げすぎないように注意。(背中にタオルを敷く程度で良い)
心臓マッサージは床などの固い所で行う方が良い。
その後、鼻と口全体を覆って、人口呼吸×2回
胸の膨らみを確認しながら行う
・幼児の場合は、片手の手首付け根で同じ様に行う
その後、人工呼吸はあごをしっかり上げて気道確保し、大人と同じやり方で鼻をつまんで口全体を覆って、お腹の膨らみを確認しながら行う
★救急車到着まで心臓マッサージ → 人工呼吸を絶えず繰り返す
★血液や嘔吐物がある場合は心臓マッサージのみ絶えず行う
乳幼児が心臓が止まる要因として「呼吸障害」がとても多いらしく、心臓マッサージと人工呼吸がとても重要である。
「異物除去の方法」
★必ず意識がある場合のみ行う事
患者の体勢は、頭を下げた方が好ましい(椅子に座るとやりやすい)
乳児を片腕に乗せ、手の付け根で突き上げるようにたたく
または顔を横向きにして寝かせ、背中をたたく
「AED」
小児モードにする
赤いパットを胸中央、青いパットを背中に貼る
アナウンスに合わせ電気ショックをうつ(震えを止めるために行う)
すぐに心臓マッサージ(パットは貼ったまま)
救急車が到着するまで耐えず行う。
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肥喜里 香織
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