社会福祉法人ひだまり会 かざぐるま保育園のブログ

今年最後の非常時対応訓練は、全職員予告無しでの訓練を行いました。

午前中、まだ職員も全員揃っていない時間帯で、登園して間もなく発熱をし、早退した園児も数名いる状況下で、非常ベルを鳴らしました。

火災が発生した場所、子どもたちを避難誘導させる場所を伝えるアナウンスを流しました。

予告無しなので、保育室と給食室の職員たちは何が発生し、どこに子どもたちを誘導するのか聞き耳を立てます。

今回は、放送が聞こえづらかったようですが、機転を利かせた他の職員が笛を吹いたり、避難場所を大きな声で伝えたりしながら走り回ります。

実は、この時「園児の取り残し訓練」も同時に行っていました。

避難場所では、まず初めに人数確認を行います。非常時が発生した瞬間の児童数を点呼するため、その時点での欠席者と早退者を把握していなければなりません。

もちろん、毎日の保育の中では、室内から別室、室内から園庭など、移動する度に取り残している園児はいないか、保育士たちは一日中確認作業を行っています。

非常時は、みんながパニックになると想定した上で、子どもたちと職員全員が無事に避難できるよう、今後も全職員で気を引き締めて様々な訓練に努めていきます。（みもり先生）