社会福祉法人ひだまり会 かざぐるま保育園のブログ

二丁目の園庭に「釣り場」ができました！

ある3歳児の女の子が、毎日のように

｢園長先生と、釣りがしたい！｣
｢釣り場に行きたい！｣

と、園長先生を誘っているのを見て

「よし！それなら保育園に作ってみよう！

みさき先生が作る！！！」

と、約束を交わしてから数日。
お天気の悪い日が続きなかなか着工できずにいると

｢先生、釣り場できた？｣
｢みさき先生、ちゃんと作ってくれるかな？約束してくれるかな？｣
｢早く園長先生と釣りしたいな！｣

いろんな先生に可愛い確認を繰り返し、期待に胸をふくらませて心待ちにしていてくれたようです。

ようやく雨が一瞬一段落し、今だ！と今日急いで釣り場作りを開始！

｢先生釣り場つくってるの？｣

ニコニコしながら何度も聞いてくる様子に、こちらも期待に応えるべく自然と力が入り、スピードアップ。
出来上がった釣り場に、さっそく3歳児数名で行くことに！

｢園長先生ー！｣

と、元気に職員室に行ったまではよいのですが、急に恥ずかしくなって外から来てくれるのを待っていると、園長先生が出てきてくれました。

念願叶って3歳児さんと園長先生の釣りがスタート！
難しいかなと思っていた釣竿も使いこなし、集中して輪っかに針をかけて引き上げ、全員水風船のお魚ちゃんを釣り上げることが出来ました！

｢緑のおさかな！｣
｢園長先生みてー！｣

などなど、とても楽しんでくれたようでした。
またみんなで釣りをできるように、釣り場もパワーアップしていきたいと思います！

二丁目の園庭には大きなお家があるのですが、そのお家の庭のお池で釣りをしているようでした。

竹とんぼさんが育てているスイカやひまわりたちもあり、クローバーもおうちの周りに育ち始め、二丁目がどんどん賑やかになっています。

竹とんぼの保護者の方は見る機会もあると思いますが、けん玉や紙風船の保護者の方もお時間があったら見に来て見てください！

（by.みさき）

子どものつぶやきをからヒントを得て、リアルな「釣り場ごっこ」へと展開させる。
こういった保育活動は、子どもの「なぜ? なに?」「やってみたい！」という知的好奇心や探究心を大切にし、子どもが自主的に創造的に学ぶ力を育みます。

約束を守って実現させてくれた先生との信頼関係はもちろん、やってみたかったことをお友だちと共有でき、その子どもたちの姿を見て、先生も嬉しくて、もっと遊びが展開していけるようにとさらに意欲向上する。

「共に育ち合う」大切さを、私も子どもたちや保育士の姿に学ばされました。

遊んでくれてありがとう( ˃̶͈̀ ∀ ˂̶͈́ )